近年、親の家を相続したり、病院や介護施設に入院・入所したりと様々な事由で空家が増えています。
そのまま空家にしておくといろんな心配がありますよね。
たとえば・・
・空き巣や不法侵入者などの心配
・知らないうちに勝手にゴミ捨て場に
・野良猫が住み着いて猫屋敷に
・長期間放置していると敷地内の草木が伸び放題に
・台風が来ても遠方の場合、見に行けない・・などなど
このように空家を放置しておくと心配だらけなことばかりですよね。
ほかにも固定資産税は空家でも毎年課税されますし、修繕費や草木の除草費用などの維持管理費もばかになりません。
空家も大切な資産です。有効に利活用して大切な資産を活かしましょう。
利活用の事例です
(売買の場合)
相続前に限定されますが、将来、子供様が実家を相続して売却するよりも、今のうちに売却して現金化しておいたほうがお得な場合があります。
なぜかと言うと将来相続をされた子供様が実家を売却すると「不動産譲渡所得税」が課税されるからです。
不動産譲渡所得税とは売却した金額から取得費(5%)や諸費用を差し引いた利益に対して課税されるもので現行の税率は20%(所得税15%、住民税5%)となっております。
先に売却し、現金化して相続をした場合で基礎控除額以下であれば相続税金はかかりません。
このように相続前に売却した方が節税になるケースがとても多いという事です。
※様々なケースがありますので全ての物件で節税になるという事ではありません。
(賃貸の場合)
空家を賃貸住宅として月額5万円で貸したとすると、1年間で60万円の収益が生まれます。
誰かが入居することによって、害獣も寄り付きませんし、ゴミの不法投棄も防げます。
言うなれば入居者が空家の管理者になってくれるわけです。
また、あまり知られてませんが、現行では人が住んでいない空家には火災保険を契約することはできません。
つまり空家状態で火事や台風の被害があっても、その損害は全て自己負担となるわけです。
賃貸住宅として入居者が生活していれば火災保険も契約することができるようになります。
上記はほんの一例です。人間ひとりひとり顔や性格が違うように、不動産も同じ物件は2つとありませんのでそれぞれの物件に利活用の方法が違うはずです。
どうしたら空家をうまく利活用できるか一緒に考え、最善の提案をさせていただきます。
もし、ご興味があられましたら相談は無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。